ウェディングケーキまだ切り分けて配る?最近流行りの○○○ケーキで費用を抑えるコツ
元ウェディングプランナー SATOMI
2019.03.09

ウエディングのコースにはデザートが付いているのに、あなたはまだ切り分けたケーキが食べたいですか?
ウェディングケーキまだ切り分けて配る?最近流行りの○○○ケーキで費用を抑えるコツ
ウェディングケーキも、式を行う上では欠かせないマストアイテムです。
しかしみなさんは、 ウェディングケーキというものが一体、何のためにあるのかを考えられたことはございますか?
ナイフ入刀の為?写真を撮るため?それとも、いわゆるインスタ映えの為なのでしょうか?
例えば、イギリスでは、入刀した後、最下段は切り分けて披露宴の列席者に振る舞い、2段目は来られなかった人達にお裾分けをし、頂部は夫婦が冷蔵庫で厳重に保管し、第一子が産まれた日または1年目の結婚記念日(紙婚式)に食べるという伝説があるそうです。
大変長持ちするケーキだなと思ったのですが、昔のケーキは砂糖漬けのフルーツをいれて焼いたパウンドケーキだから結構な長い期間、保存が効いたようです。

近頃は生ケーキが主流だというのですが、そうしたケーキに対しては私もいくつか思う事があります。
式の当日に生ケーキは、ケーキカットをされるだけではなく、切り分けてお客様全員に配られます。
一つのケーキをみんなでシェアするのです。
そういえば、イミテーションケーキよりはずっと意義深いのかなとも思います。
けれど、参加者の全員がカットされた一切れのケーキを食べたいのかは疑問が残ります。
ダイエットしている人もいれば、甘いもの嫌いな人もいる。
状況によってはケーキが小さく切り刻まれて、ぐちゃぐちゃになっているかもしれません。
ウェディングパーティーの場で食べなくても、自分で買って食べられますもんね(笑)

この悩みを解決してくれるのが、 最近はやりの「クレイケーキ」 です。
クレイとは粘土という意味ですが、今流行りの「クレイケーキ」は普通の粘土ではなく、軽くて丈夫な発泡スチロールに、軽量樹脂粘土を使用しており、重さもほとんどありません。
作り物ながら、非常にデザインも可愛く、インスタ映え抜群です。
しかも粘土で作られているのですから、持ち帰ってからでもいつまでも残せます。
生クリームではちょっと難しい凝ったデザインのウェディングケーキも粘土でなら可能になっちゃうのです。

新しいウェディングケーキはこの「クレイケーキ」を使用してみませんか?
クレイで土台を作り、その上に本物の小さな生ケーキを乗せたら、もう本当のウェディングケーキと見た目は変わらず、しかも無駄がありません!
一段目には生ケーキが乗せられているので、その部分を使用してケーキ入刀もファーストバイトも出来ますし、クレイで出来ているので費用は格安。
小さなケーキを使いながら、見た目には堂々の3段重ねなど、一挙両得のナイスアイデアではないでしょうか!
「クレイケーキ」は切り分けたケーキを食べるのが苦手な人への配慮と、コストカットになるという面でメリットがある。