流行⁉︎憧れの海外で挙げる「デスティネーションウエディング」ってなに?
現役ブライダル企業 部長 CHIKARA
2019.02.16

デスティネーションウエディングについてお悩みですか?
今回は、デスティネーションウエディングについて一体どんなものなのか詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
そもそもデスティネーションウエディングって?

まずは、デスティネーションウエディングについて、ざっくりいうと海外であげる結婚式のことです。
普段とはちがった場所に行くので、ふつうの結婚式よりも新鮮な気分を味わうことができます。
デスティネーションウェディングはいつ、どうして始まった?

どうしてわざわざ海外で結婚式なんてあげるのだろうという方のために、まずは歴史について少し触れておきましょう。
戦時中厳しく規制されていた海外渡航が1966年に解禁され、ようやく人々が海外旅行を楽しむようになった頃、いち早く海外ウエディングに目をつけたのがワタベウエディングでした。
もともとは「ワタベ衣裳店」という衣裳屋で、創業者が自分の花嫁衣裳を無料で貸し出したことから始まったようです。
1970年代に海外挙式を発想した時は海外で結婚式をしたいという需要などあるわけないとバカにされたらしいのですが
1973年にホノルル に出店すると初年度から1000組を獲得し、瞬く間に成長して行きました。
1990年代になると参入企業も増え、エリアもアジアからヨーロッパまでバリエーションも多くなりました。
今は「デスティネーション(目的地)ウエディング」と言う名前で呼ばれる海外ウエディングはますます増え続けています。
2016年のデスティネーション上位3位は、ハワイ66.6%、グアム14.3%、ヨーロッパ7.4%となっています。
国内で旅行気分を味わえるウエディングをするには?

やはり、どうしても費用のかかってしまうデスティネーションウエディング。
最近では、みんな「ウェディングを無理せず楽にやりたい」と思い始めてるってことは確かです。
気を使ってお金も使って盛大に華燭の典をやりたい人って、実際のところ、もう今の時代少数派なのではないでしょうか。
自分たちなりの結婚のけじめはあった方がいいけど、スタイルはそれぞれ自由であればいいし、必要以上に見栄を張る必要もありません。
「この日だけはあなたが主役でお姫様」なんて考えでは、今の若い人は喜ばないかもしれませんね。
ただ、これだけ海外ウェディングに対する参入業者が増えてくると、やはりこのテリトリーもパイの奪い合いになっているのは確かです。
海外のチャペルと提携するだけでなく、自社で施設を建てる企業もあり、そうなると投資額が半端ではありません。
このビジネスで、本当に利益分が回収できるのだろうか、というのが気にかかります。
海外まで行く余裕はないけど、 旅行気分を楽しめるウエディングのスタイルがリゾ婚すなわちリゾートウエディング です。
最初は1980年から1990年にかけての軽井沢での結婚式でした。
今は星野リゾートになっていますが、軽井沢高原教会は、セレブな避暑地でのロマンティックな場の設定が人気を呼びました。
しかし人がブームに飽きるのは早いようでした。
その中で注目され始めたの、は沖縄でした。
近いし、英語ができなくてもいい、時差もない、と言う手軽さで、決してグアムやハワイに負けていません。
同じく北の端の北海道なども組数を伸ばしているようだが、ここ数年は沖縄にしても北海道にしても、日本人だけでなく海外、特にアジア からのカップルの挙式の場としても特に実績を伸ばしているようです。
気分は海外旅行♪
大人気「デスティネーションウェディング」のメリットは⁉︎

デスティネーションウェディングのメリットは多いです。
・ウェディングに旅行が込みだと思うと意外に費用がかからない。
・海外で済ましちゃいましたといえば、国内では二次会か1.5次会でも格好がつく。
・両親も誘えばかなりのお金を親が負担してくれる確率が高い。
私の周りでも、ウェディングを海外で行い、呼んだのは両家の両親だけってカップルが結構多いです。
披露宴に誰を呼ぶ、呼ばないとか、引き出物を何にするか、など
悩むことから一切解放されて、素敵な景色と雰囲気を楽しめるのは最高ですね。
最近は海外ウエディングを扱っている会社も非常に増え、むしろしのぎを削っているという感があります。
任せておけば、全て日本で準備を整えてくれるので安心できます。
まとめ
今回は、デスティネーションウェディングについての解説をしました。
旅行好きのカップルには、最高の結婚式となりますね。
結婚式のスタイルは多種多様です。
カップルによって価値観は違うので、自分たちに一番あった結婚式を見つけるために、ぜひ参考にしてみてください!