#結婚式の準備(ウェディングプラン・ブライダルフェアなど)

マリッジブルーにならないで、元気に挙式を迎えるために

元ウェディングプランナー SATOMI

元ウェディングプランナー SATOMI

マリッジブルーにならないで、元気に挙式を迎えるために

結婚式が決まって、準備するうちに憂鬱な気分に陥ってしますマリッジブルー。
なぜそうなるのか、回避するにはどうしたらいい?

楽しいはずの結婚式準備がなぜこんなに辛くなるの?

マリッジブルーにならないで、元気に挙式を迎えるために

結婚への不安からマリッジブルーになる女性は全体の約3割 と言います。
新生活への不安ももちろんあるのですが、 結婚式の打ち合わせの体質の中に、新婦を疲れさせてしまうものがあると思います。
今回はそれをどう回避するかに付いてお話ししたいと思います。

結婚式も正式に申し込んで、今から色々準備するのだと思うと、ワクワクドキドキ・・・のはずなのですが、新婦が行き当たる悩みはいくつかあります。

マリッジブルーにならないで、元気に挙式を迎えるために

例えばあるカップルの場合はこんな感じでした。

何度目かの打ち合わせ

この日は朝から晩まで丸1日かかって、次々と物事を決定してゆかなければならない。
プランナーさんはカタログを見せながら、「これが人気です」「オススメはこちら」「もう少しだけプラスすればこんなに豪華」と説明してくれるが、そう簡単に決められない。
その後、美容室、花屋、写真屋、音響照明と、色々なスタッフが入れ替わり立ち替わりやって来て、より良いものを勧める。
やや高額なアルバムを「素敵ね」と彼に言ってみたが、彼はあまり反応がない。
嫌というより、どちらでもいいみたいだ。

昼もホテル内で食べて、一歩も外に出ていないので空気がこもっている気がする。座り続けるのもそだんだん疲れて来た。
打ち合わせまでに大まかな配席表を作ってくる約束だったのに、適当でいいやと彼が言うから何もして来なかったら、プランナーさんに少し急ぎましょうね、と優しく言われた。
ほら御覧なさい、だから昨夜やればよかったじゃない。

引出物も私はミントンのお皿って決めてたのに「うちの母は香蘭社が大好きでね」とプランナーに言う彼が嫌い。

夕方近くなって、現在までの総額の見積もりが出て来た。
このまま行くとまずいとはわかっていたが、リアルな数字を見ると怖い怖い。
彼はこの数字、どう思ってるんだろ、黙って畳んじゃったけど。

あー、もう今日はコーヒー4杯目。胃が痛くなって来た。
ストレスで食べてなかりいるから、少し太った気がする。せっかくのスリムなドレスがキツくなったらどうしよう・・・

もう5時だ。今日1日アイテム決めで終わってしまった。
明日は会議で発表があるのに、何も準備できてない。

     

マリッジブルーにならないで、元気に挙式を迎えるために

新婦を憂鬱にさせるポイントはいくつかありますが、まとめると・・・

1.打ち合わせに費やす時間が非常に長いこと
2.どんどん物事を決めてゆかなければならないので、これで良いのかと言うプレッシャー
3.一晩で何百万と言うお金を使う経験などこれまでの人生になく、考えると怖い
4.予算のこともあり、全てを思い通りにできないというジレンマ
5.新郎があまり相談に乗ってくれないと自分一人に負担がかかる

などが考えられます。

マリッジブルーにならないで、元気に挙式を迎えるために

ではどうしたら、この悩みを解消できるのでしょうか。

1つ目は、完璧にしようと思わないことです。
結婚式の目的は、二人を応援してくださる方達をお招きして、これからもよろしくとご挨拶すること。
仕事のプレゼンテーションではないので、何もかも完全に揃えて唸らせる必要はありません。

2つ目はお金のこと
彼と話し合って、最初にきちんと予算を決めましょう。
どれくらいかかりそうなのか、ではなく、自分たちがどれだけならかけられるのか、が大切です。
予算に対する考え方がしっかり固まっていれば、不要なものには自信を持ってNoと言えます。

最後は、やはり彼の協力
結婚式の準備は大変だということは、経験者なら誰でも知っていること。
もちろん打ち合わせが始まる前にじっくり彼に話をして、分かり合えば一番良いのですが男はつい甘えます。
そんな時は共通の先輩やご兄弟などに力を借り、彼に親身に協力してもらえる環境を作りましょう。

婚礼業界にいた私が必要だと思うのは、 打ち合わせの簡素化です。
最近は使いやすいネットのシステムなども出ているので、事前にリラックスした自宅でお二人に予習していただければ、もっと打ち合わせもスムーズで早く終わるので、いいですね。

せっかくの結婚式
準備も合わせて楽しんじゃいましょう。

知っ得ポイント
新郎新婦のウェディングに対する負担を軽減する為に、お互いに話し合い、リラックスした状態で決めることが重要
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