#結婚式の準備(ウェディングプラン・ブライダルフェアなど)

ブライダルフェアの「賢い」使い方~ドレス編~

元ウェディングプランナー SATOMI

元ウェディングプランナー SATOMI

ブライダルフェアの「賢い」使い方~ドレス編~

女性の気になるウエディングドレスをたくさん見たいならブライダルフェアも一つの方法。
しかしそこには意外な落とし穴も・・・。

ブライダルフェアにドレスを見に行こう

ブライダルフェアには参加のメリットが沢山!
例えばその一つが「衣裳の試着が出来ること」と言われます。

新婦さんにとって、式で最も重視するものの一つが、当日の式で着用するウェディングドレスですよね!!
式が迫り、いざ、ドレスを決めなければならない時期になって
「想像していたドレスが無かった…」「費用に見合うドレスが無かった…」となってしまう前に
ブライダルフェアに参加して、好みのドレスを見つけてみるのもおススメです。

ドレスを扱う衣裳テナントは「試着会」「展示」もしくは「ファッションショー」という名目でフェアの当日に衣裳を無料で提供してくれている場合が多いのです。

ブライダルフェアの「賢い」使い方~ドレス編~

しかし、ブライダルフェアも、フェアの裏事情を知って「賢く」利用しないと、ブライダルフェアに利用されてしまうことになってしまうので注意が必要です。
例えば、ブライダルフェアには「成約者対象のフェア」と「新規対象のフェア」の2種類が存在している場合があるってご存知でしたか?

新規対象であれば、それこそぶらりと出かけて行って、ドレスショーを見たり、各社の展示を見たりして、ざっとイメージを掴むことが出来ます。
もしその時に「このドレスでないと絶対いや」と言う運命のドレスに出会ってしまったら、試着もいいでしょうし
そのドレスのためにそこでの結婚式を申し込むのもありなのかもしれません。

しかしそれは非常に稀なケースですよね。
まず会場が決まって、チャペルの雰囲気やサイズを見てからドレスを決めてもおかしくないですよね。

ブライダルフェアの「賢い」使い方~ドレス編~

「成約者対象のフェア」これは、既にその会場で式を挙げることが決まっているカップルに対して行われるものです。
実はこのフェアの狙いは「アップグレード」または「2着目」をご用命いただくということにあります。

基本プランに入っているドレスで決定していた新婦さんが、それより上のランクのドレスをたくさん見せられると
「今のでいいのかなあ・・・」と見比べてしまう。
そして、上のランクのを着た自分を鏡に映すと・・・

また、私はお色直しなんかしない、と言っていた新婦さんが、実際に色とりどりのカラードレスを見て、ちょっと着てみようかな、となり
結局「これ、着たい」となるケースは非常に多いのです。

よく考えると、成約済みなら何もフェアに来なくてもドレスは試着できますよね。
しかも大勢花嫁がいる会場で順番を待って試着するよりも、自分だけの日時を予約してゆっくり試したほうが良いに決まってます。

だからドレスを選ぶなら、何もブライダルフェアに行く必要はないのかもしれません。
ただ「ドレスが200 点展示されます」と案内されると、言ってみたくなるのは女子の習性です。

ブライダルフェアの「賢い」使い方~ドレス編~

一つの式場に何社もの衣裳屋が契約している場合、ブライダルフェアの展示を見て、どこが自分のテイストに合うかどうかを探る、ドレスのテイストよりもむしろ、接客の雰囲気を見るなら、出かけてゆく価値はあります。
また、ドレスに関して全くイメージがなく、「さっぱりわからない」という新婦なら、全体をざっと見て今のトレンドをヒアリングするのも良いでしょう。
その上で気に入ったテナントにアポを入れることも出来ます。

ブライダルフェアでたくさんの花嫁がバインダーを抱えて歩いているのを見ると、ドレスも早く押さえないと人に取られちゃう、という焦りを感じることがあります。
またブライダルフェアでは当日特典がついたりするので「賢く」利用すればメリットがたくさんありますが
浮かれ気分で不本意な契約をしないようにあらかじめ注意が必要です。

ドレス選びは花嫁にとって最重要課題です。
賢く動いて好みのドレス見つけましょうね!

知っ得ポイント
ドレス試着が目的ならば、ブライダルフェアに出かけるよりも個別アポが落ち着いて選べる。
複数のテナントが一堂に揃うことに着目し、どのテナントのセンスが好きか、接客態度が良いか、などを見にゆくのは面白い。
ブライダルフェアの熱気に押されて焦って契約するのは避けてあくまで情報収集の気持ちを大切に。
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