後悔しないウェディングドレスの選び方
現役ブライダル企業 部長 CHIKARA
2019.03.09

レンタルドレスのビジネスってどんな感じなんだろう、とお思いのあなたに衣裳屋さんの話を少し。
そしてドレス選びの意外なアドバイスも。
目次
多くの女子にとってウェディングドレスを着ることは大きな夢なんです♡

結婚式を控える多くの女性にとって式当日に着用するウェディングドレスは特別なもの。
結婚式でウェディングドレスを着てバージンロードを歩くことは、幼い頃からの夢だったという女性も少なくはないですよね。
ドレスを美しく着用する為に、ダイエットをしたり、エステに通ったりする女性も多いんだとか。
その日、最高に輝くために努力を惜しまない気持ちはよくわかります。
- 女性にとってウェディングドレスは特別なもの
- 式当日にドレスを美しく着用する為のブライダルエステも存在する
ドレスのレンタルに掛かる費用は○○万円!

そんな女性の憧れのウェディングドレスですがドレスをレンタルする為にかかる相場は44.4万円にもなります。
当日の式では多くの新婦が2着のドレスを着ることが多く、2着で44.4万円ということになるのです。
払う立場からすると「えー、たった数時間着るだけでしょう!」と思われるかもしれませんが、衣裳を売る立場から言うと、そうでもありません。
例えば保管するためのスペースや常に綺麗にしておくメンテナンス、
着る人に合わせたサイズ直し、
小物や靴のセット(全サイズ必要です)
当日の付き添い、
使用後のクリーニングなどと色々経費がかかるものなのです。
- ウェディングドレスレンタルの相場は44.4万円
- 衣裳レンタルをビジネスにするには、人が思うよりずっと経費がかかる
ウェディングドレスを貸し出す衣裳屋のビジネスとは

ウェディングドレスですが 3回貸し出せば元が取れると言われています。
クリーニング代は普通の洋服とは比べ物にならないし、綺麗にディスプレイして保管する料金はかかってしまいますが
それ以外はまあ全て衣裳屋の儲けとなるわけです。
貸し出されているドレスの状態によって、貸し出される際の価格も異なってきます。
クリーニングから戻ってくるたびにチェックを重ね、回を重ねるごとに安くなるのです。
ドレス屋にも色々あるのですが、クオリティの違いは真っ白なウエディングドレスがどれだけ純粋に白いかどうかでわかると言います。
また「ファーストレンタル制度」という制度があり、最初に借りる人にはウェディングドレスのレンタル料を少し高く設定し料金を徴収しているのです。人が着たドレスは嫌、と言う新婦の気持ちもわかりますね。
それから当然1点もののドレスはそれなりにお値段が高くなります。
- ウェディングドレスは3回貸し出されれば元がとれる。
- 安いレンタルドレスは白さに注意。
ドレスの試着、こんなことに気をつけよう!

ドレスの試着は時間のあるときにゆくことが大切です。
普通の服と違って、ドレスの試着は大変大掛かりで時間がかかります。
結婚式の費用のうちの多くを占めるのですから、慎重に選ぶために、最低3時間は予定しておいてください。
できれば着たところを見てくれるご家族やお友達に同行してもらいましょう。
肌に触れる下着はきちんと着用して行きます。
次に着心地に注意です。
数時間とは言え、みんなに注目され、最高に緊張した状態で着るものですから、ちょっとのことでも気分が悪くなったりし兼ねません。
身体に合わせてお直しができるので、納得のゆくまで直してもらうことです。
そして着たらしばらくの間、その辺りを歩き回ったり、座ったりしてみましょう。
トレーンの長いドレスは豪華ですが、チャペルのサイズなども計算に入れて選びましょう。
挙式中は何度か向きを変えるシーンもあり、その度に裾が乱れます。
またバージンロードに幅がない場合、あまりスカートの広がったものは避けたほうが無難です。
合わせるアクセサリーのことも最初から考えておかないと
「このドレスを選んだので、どうしても派手なネックレスが必要になり、結局高くついた」なんてこともあります。
最後に、あれこれ比較検討するために必ず写真を撮りましょう。
それも前だけでなく、後ろ姿、横とあらゆる角度からの撮影をお勧めします。
海外ではドレスはレンタルせず購入を

海外では、ドレスは基本的にレンタルせず、購入します。
最近は特にネットでドレスを購入する人が増えました。驚くほど安く手に入ることもあるようです。
日本でも、購入し、一度着たドレスを手放す人が多くなりました。
メルカリなどで「ウエディングドレス」で検索すると山のように出てくるので驚きます。
イギリスの古い詩に、Something fourという言葉があります。
以下の4つを結婚式で身につければ、幸せに慣れるという言い伝えです。
Something new 新しいもの(白いものでも良い)
Something old 古いもの
Something borrowed 借りたもの(幸せな家族や友人に借りると良いらしい)
Something blue ブルーのもの(ブルーは聖母マリアのシンボルカラー)
この言葉からすれば、ドレスはSomething newだろうか、それともSomething oldだろうか。判断が難しい。
1.時間に余裕を持って行く
2.誰かに同行してもらう
3.着たら歩き回ること
4. スペースに合わせた広がりのドレスを選ぶ
5.写真で記録を残して検討する
上記に気を付けて、後悔のないドレス選びを行いましょうね