#ウェディングのトラブル回避法

結婚式を120%ハッピーにする裏技②~プランナーの変更は遠慮なく申し出よう~

元ブライダル関連企業スタッフ ASUKA

元ブライダル関連企業スタッフ ASUKA

結婚式を120%ハッピーにする裏技②~プランナーの変更は遠慮なく申し出よう~

元ウエディングプランナーから、今回は「ウェディングプランナーとの賢い付き合い方」に関してお伝えします。

結婚式を120%ハッピーにする裏技~プランナーの変更は遠慮なく申し出よう~

式の当日までの長い付き合いになる「ウェディングプランナー」。
ウェディングプランナーも「一人の人間」な訳ですから、新郎新婦とプランナーとの関係には相性というものがあります。
人間の直観的な部分で、 最初の打ち合わせの際に「あれ、この人、何かちがうな」と思ってしまったら、遠慮なくプランナーの変更を依頼するのが得策です。

「担当のプランナーさんはせっかく熱心に話を聞いてくれているのに、今更代えて欲しいだなんて失礼かな」と思うかもしれませんが
会場側としても、合わないプランナーを担当につけて、結局、新郎新婦からのクレームになるよりは、早く変更を依頼された方が良いものなのです。

結婚式を120%ハッピーにする裏技②~プランナーの変更は遠慮なく申し出よう~

プランナー変更の仕方

プランナーの変更を依頼する際には、婚礼の代表に電話をし「プランナーを変更して欲しい」との要件を伝えます。
そして、率直に「プランナーとは相性が合わない」という事を伝え
「自分はどのようなプランナーをつけて欲しいのか」「どんな風に対応してほしいのか」という事まで詳細に伝えます。
ここで大切なことは、感情的にならず、冷静に、はっきりと伝えることです。

婚礼は「クレーム産業」であると言われています。
プランナーだけでなく、式当日の些細な事に対してクレームをつけ、そのクレームを理由に見積もりを下げさせようとする方も多数いるというのが残念な事実です。
そうしたクレーマーと思われないためにも、極めて冷静に『なぜ、変更が必要であるのか』という旨を伝えます。
例えば、「プランナーとは式まで、長いお付き合いになるので、もう少し年齢の近く、話のあうプランナ―さんに担当してもらいたい」
「自分はこういう式を考えているので、その分野に詳しく、色々と情報提供や提案をくれる人に担当してほしいのだが、先日の打ち合わせではそれが感じられなかった」
という風に具体的に伝えれば良いでしょう。
このようにきちんと伝えれば、会場側もそれなりに考えて、それなりのプランナー、つまり経験も実績もある優秀なプランナーを担当に付けてくれることでしょう。

結婚式を120%ハッピーにする裏技②~プランナーの変更は遠慮なく申し出よう~

プランナーは当日の式を一緒に創りあげる新郎新婦の「パートナー」のような存在

式の当日までに、些細な事でも気軽に相談が出来たり、不安を解消する為にも、プランナーとは良好な関係を築きたいものです。
人生の中で特に重大なイベントであり、高額な費用が掛かっている日をプランナーにお任せする訳なのですから、単に「ウェディングプランを提供されるだけ」では何だか味気ないですよね。
結婚式が終わればプランナーと新郎新婦との関係も終わりですが、式が終わってからもコンタクトを取り合うというケースも多くあります。
結婚した後に奥様が亡くなられて、後でそれを知った結婚時の担当プランナーが、残った旦那様にお悔やみを申し上げたことからご縁が生まれ、長い歳月の後に二人が結婚した、なんていう例もあるくらいです。
プランナーの彼女は自分が担当したカップルにずっと季節のご挨拶を欠かさなかったようです。
プランナーと良好な関係を築くこと、良好な関係を築くためにお互いが尊重し合い、信頼関係を築き上げることが、実は、ハッピーウェディングを叶える為に重要なのです。

結婚式を120%ハッピーにする裏技②~プランナーの変更は遠慮なく申し出よう~

ウェディングプランナーからは「式当日にやりたいことはなんでもお伝えください」と言われます。
そう言われると嬉しくて、つい、あれもこれもと思いつく限り挙げてしまいます。
しかし、それは間違いなく後々、見積もりに全部載ってきて、後から冷や汗をかいてしまうことになります。
「これもしたい」「あの演出もしたい」と話す新郎新婦に対して「これは費用が高くつくからやめておきましょう」と言うプランナーは稀です。
しかし、本来プランナーが2人の味方であれば、そして2人がしっかりと予算感を伝えていれば
「うーん、これは予算超えちゃいますよ。」と言ってくれるはずなのです。(上司から叱られるかな)
そんなマイナス要素も包み隠さず伝えてくれるプランナーこそ二人にとっては最良のパートナーです。

知っ得ポイント
結婚準備期間は何ヶ月もあるため、その間ずっと付き合うウエディングプランナー選びは慎重にしなければならない。
自分たちにとって何が大切かを理解して、その意向に沿って進めてくれるプランナーが見つかるまで、恐れることなく式場側にチェンジを申し入れた方が良い。
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