式や披露宴以外にもこんなに必要?結婚費用まとめ
元ウェディングプランナー SATOMI
2019.03.02

式・披露宴で掛かる平均的な費用とは

結婚式を挙げるのに掛かってしまう平均的な挙式費用は350万円 というのは世間でもよく知られた話です。
しかし、350万円というのは、 結婚式と披露宴に掛かる費用のみであり、結婚準備や、結婚後にかかる費用は、この350万円には含まれてはいません。
結婚指輪に対する男性の本音

費用が掛かるものとして代表的なアイテムが結婚指輪
「○○万円以上の○○なデザインの指輪がいい!」
「○○万円もして確かに高額だけど、一生使うモノだしこだわりたい!」
と男性の予算を大幅に超える指輪を望む花嫁もいますが、そこに対する男性の本音にも耳を傾けてあげて欲しいところではありますね。

最近では、結婚式を挙げない層は増えてきているのですが、 結婚式は挙げなくても「ジュエリー」をプレゼントするカップルは存在し、ウェディングジュエリーは結婚する新郎新婦にとってまだまだ重要なアイテムのようです。
ウエディングの雑誌ゼクシィを見ても、ジュエリーの広告の多いこと。
それだけ利益が出ているから、雑誌に広告が出せるのですね。
- 結婚式を行わないカップルは多いが、ウェディングジュエリーを購入するカップルは多い
気になる結婚指輪の相場は?

昨今では、全体の77%もの人がプロポーズの証に贈る婚約指輪や指輪以外の記念品を贈っています。
そのうち88%と最も多いのが指輪で、指輪の中でも、93%がダイヤの指輪だといいます。大きさは0.2-0.4カラトが66。費用は30-40万が32%と最も多い。
また結婚指輪については99%が購入しており、式の当日も指輪の交換がされます。
結婚指輪に関しては、その8割がプラチナ、費用は20-25 万円が31%で最も多い。ということです。ゼクシー結婚トレンド調査2017
http://bridal-souken.net/data/trend2017/XY_MT17_report_06shutoken.pdf
- 全体の77%もの人がプロポーズの証に何かしらのプレゼントを贈っている
- 指輪の相場は20万円以上もするという
- 指輪の価格は購入者の収入により変動するところが大きい
結婚指輪以外にかかる結婚費用とは?
「新生活準備調査2016(リクルートブライダル総研調べ)」によると、カップルが新生活準備に使ったお金は約72.3万円。
そのうち40万がインテリア・家具の購入にあてられ、残りのほとんどが家電製品に消えていくそうです。

ここではかかる費用の一部を紹介したが、この他に結納の費用や旅行、新居など数えだしたらキリがない。
また、子供が生まれれば、教育費用や日々の諸々の諸費用も掛かってくるのだから、そうした将来の費用を貯蓄する為に結婚式を行わず、指輪も節約をし貯金にまわすカップルが多い のも納得がいくところです。
特に先の見えない不安が多い今の時代、一晩で350万円もかかる式や披露宴は怖いですよね。
350万かかる式、披露宴の他に、指輪に平均22.5万円、インテリアや家電に平均73.2万円もかかる。
その他、旅行や新居にも大きなお金がかかることを思えば、やはり1日の儀式とパーティに350万かけるのは如何なものか。